ネパール6日間
ナマステ~、エモア旅行センターのスタッフです。
さっそくですが、ヒマラヤ山脈といえば地球上で最も標高が高い地域ですね!最高峰エベレストをはじめ、アンナプルナ、マナスルなど、8000メートル級の山々が連なり「世界の屋根」とも言われています。
トレッキングで人気があるネパールですが、あいにくの運動神経...登るのは無理でも見るだけなら!と、いうわけで1月初めにお休みをいただき、ヒマラヤ山脈を眺めにネパールへ行ってきました。
セントレアを朝出発し、大韓航空を利用して仁川経由でカトマンズへ。
時差は3時間15分。少々遅れて午後7時過ぎに到着しました!ネパールは観光ビザが必要なので、今回は事前に取得し入国しました。入国時空港でも取得できます。混雑時は時間がかかってしまうので、スムーズに入国したい方は事前申請がおススメです。
初日はタメル周辺の宿に入り、2日目は朝から飛行機でポカラへ!
天気に恵まれ、機内から最高の景色が見れました。
約30分のフライトで、あっという間にリゾート地ポカラに到着。
旅行者が集まるフェワ湖のレイクサイドを散歩しながら買い物を楽しみ、公園のベンチに腰掛ければ目の前にはヒマラヤ山脈!穏やかな湖!まさに風光明媚という言葉がぴったり。なんとも贅沢な風景に囲まれ至福のひと時でした。
道路ではたびたび牛に遭遇!牛が神様のように大切に扱われているネパールでは、野良犬ならぬ野良牛にいろんなところで出会います。道路の真ん中で寝ていることも!
3日目は早朝より日の出を拝みに標高1600Mのサランコットへ。
少しずつ明るくなるにつれ、雄大なヒマラヤを一望できる絶景スポットです。途中まで車で上がり、その後は軽い登山のような階段をひたすら登ります。麓から歩く方も多いところですが、道中トラが出ることもあるとか。驚きのあまり二度聞きました...。
山頂からの景色はそんな疲れも吹き飛ぶ絶景です!
日の出後は早々に下山し、ヒマラヤをより近くで望むべく空港へ。
パイロット1名+乗客1名しか乗れないウルトラライトフライト(超小型軽量飛行機)で、アンナプルナ連峰やフィッシュテイル(マチャプチャレ)を思う存分堪能!
上空から見るサランコットやフェワ湖周辺の美しい景色も楽しめて、とっても素敵な空中散歩ができました。
機材はこちら。
4日目にはポカラからカトマンズへ戻り、カトマンズの中心にあるタメル地区へ!
タメルは宿泊施設やレストラン、土産物屋などが密集し、人や車やバイクやリクシャー(自転車のタクシー)がひっきりなしに往来しています。常にクラックションが鳴り響く雑多な雰囲気も魅力のひとつです。
買い物を楽しみながら路地を進みダルバール広場へ。
ダルバールとはネパール語で王宮のこと。周辺に建てられた寺院の装飾が見事です。
黄色の衣類を身にまとっているのはヒンドゥー教の修行僧サドゥ―。積極的に写真を撮らせてくれるサドゥ―は後で撮影料を請求されることがあります(笑) しっかり500ルピー(約540円)請求されました。高い!
次に訪れたのが、ネパール最古の仏教寺院ともいわれるスワヤンブナート寺院。
カトマンズの街が一望できる小高い丘の上にあり、ストゥーパ(仏塔)の四方にはネパールで有名な「ブッダアイ」が。ブッダアイは全知全能の神の眼であり、「知恵の眼」とも呼ばれます。四方八方へ伸びる5色の鮮やかなタルチョも青空に映えて綺麗です。
夕食はこの旅3度目のダルバート。
ダルバートはネパールの代表的な家庭料理で、ダル(豆のスープ)、バート(米)、カレー味のおかず(タルカリ)、漬物がセットになったものです。ヨーグルトが付くものもありますが、スパイシーなタルカリととても相性が良く一緒に食べるとおいしいです!
お肉以外はおかわり自由なお店が多いのも驚きでした。お店によっては300ルピー(約320円)しないところもあり、お財布にもお腹にも嬉しいメニューです。
最終日は世界のチベット仏教の聖地、ボダナート寺院へ。
こちらのストゥーパはなんと約36m!ネパール最大です。
かつてはチベットとの交易ルート上にあり、今でもチベット仏教の信仰や文化を見ることができます。五体投地でお参りする熱心な信者さんも。
午後はボダナートから30分ほど歩いて、パシュパティナート寺院へ。
パシュパティナートはネパール最大のヒンドゥー教寺院です。シヴァが滞在したとの言い伝えから、1500年以上も昔から巡礼の地となっています。お寺にはヒンドゥー教徒しか入れませんが、寺に面しているバグマティ川には火葬場があり、なんとこちらは入場料を払えば誰でも見学ができます。
火葬ガードへ向かうと現地のガイドさんが案内してくれました。敬意を払って写真撮影は禁止とのこと。※ガイドさんによって案内が違うことも
ここに運ばれてくる死者は川の水で清められ、薪と藁で覆われた後火葬されます。バグマティ川はインドのガンジス川の支流で「聖なる川」と言われ、3時間ほどで火葬が終わり、灰になるとこの川に流されます。ここに訪れる観光客のほとんどはこの光景を対岸で静かに見学します。
火で魂が浄化され生まれ変わると信じるヒンドゥー教の象徴的な場所です。
なかなか衝撃的な光景に衝撃をうけつつ、帰国のため空港へ。
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ネパールは「人よりも神々のほうが多く住む町」です。宗教がとても身近にあります。
山は世界一高いヒマラヤ山脈です。
どこを撮っても、何を撮っても写真家にしてくれるような国でした!
またネパールの人はとてもフレンドリーで温かく、その国民性が癖になってしまう人も多いとか。
ネパールは幅広い魅力にあふれる国です!
一つでも興味を惹かれるものがあれば、ぜひ一度ネパールに訪れてみてくださいね。
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